2002年前半の雑文

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2002.6.20
花シリーズはこれで一旦中断。そろそろほかのモチーフも描きたくなって来たので。花を描くのをやめ
るわけではありませんが、花なんてまだまだたくさん種類がありますから、またの機会に。

で、前回Flashをアップした時に書くのを忘れていたんですが、6月の初めに国立民族学博物館へ行った
んですよ。「2002年ソウルスタイル」という展覧会を見に。なんかソウルに住んでいる李さん一家が、
家のものをみんな博物館にあずけて展示するというとんでもない企画です。実際行ったら1F展示室に
は李さんの3LDKの住まいが再現されていました。台所は冷蔵庫のなかに食材やらなんやらが入って
いるし、隅っこには洗剤などが雑然と置いてあるし。子供の部屋には壁に世界地図と韓国の地図が貼って
あって、ごっついタンスが部屋の壁の一面を占領していました。それでその住まいの周りには小学校の
教室や、飲み屋とか、オフィスとかが再現されていて、まさしく「生活」を再現しようと試みていました。
それで2F展示室には韓国の一般的な文化・風習(特に冠婚葬祭を中心に)が展示されていたのだけど、
一番とんでもなかったのは体験コーナーですね。民族衣装を着るのはいいんだけど、棺桶の中に入って
あなたも死んだ人になってみるっていうのが一番「なに考えてんのん……」と絶句しました。入りたく
ねーよそんなもん。縁起が悪いっ(苦笑)。

「2002年ソウルスタイル」は来月16日まで国立民族学博物館にて開催されております。詳しい情報は
http://www.minpaku.ac.jp/にてご確認ください。まあ、
新幹線に乗ってでも見に行け、ってところです。いや是非。

2002.6.9
Flash作品を作ってみた。しかし異様に時間がかかった。文字やら写真やらをまっすぐ上下左右に動か
すだけなら誰でもできるので、私の絵を動かそうと思った。しかしその難しいことと言ったら。これだ
ったらただ文字を上下左右に動かした方がシンプルで面白いなあ。思った通りの速さで背景やパーツ
を動かすのが難しかった。暇やったら修正してもいいけど、これだけ時間がかかったら修正する気にも
ならん。まあFlash作品を作るのは初めてということで大目に見てくだせぇ。

この作品のネタはずーっと前から描こうと思っていたものだ。ただ静止した絵だとどうしても表現しき
れないものだから今までほったらかしにしてきた。ほったらかしにすると共に、星を眺めることもいつ
の間にか少なくなっていた。
私はズームレンズとモータードライブを備えたカメラを自由自在に操るように、角度を変え、焦点距
離を変えて、あらゆる事象を様々な視点からとらえなければならない。私は昔から「観察者」になりた
いと思っていた。「観察者」たるもの、足もとばかり見ていても、遠くばかり見ていても怠慢である。
「狭い視野」と「先入観」は観察者にとって甘い罠である。私はこの罠に決してはまることのないよう
に世界のすべてを絵にあぶり出したい。そう、ヒトの心をも。

2002.5.17
今回はツツジとドクダミの絵をアップしました。近所の公園でササッと描いて、線画を起こして着色。
仕事の合間にちょこまかと描きました。やっぱり写生は一番てっとりばやくてイイですね。

さてこの前の日曜日には恵文社一乗寺店へ行きました。京都の芸術系大学生御用達の書店です。ギャラ
リーも併設しています。もうここ数ヶ月行ってなかったのですが、ブルーノ・ムナーリの展覧会をやっ
ていると聞いたもんで久しぶりに行ったんです。

ブルーノ・ムナーリ(Bruno Munari)はイタリアを代表するデザイナーだった人で、特に絵本が面白いん
です。デザイン的にも構成的にも、紙に穴開けたりとか、半透明の紙使ったりとか、それが見事にストー
リーとマッチしています。私が好きなのは"NELLA NEBBIA DI MILANO"ですが、これは日本語版(邦題は
「きりのなかのサーカス」、好学社発行ですが現在は絶版となっているそうです)を既に持っているので、
今回は"NELLA NOTTE BUIA"という絵本買いました。これは確か日本語訳は出てなかったかと思います。私が
購入したのはイタリア版です。

ブルーノ・ムナーリ展は5/20までです。詳細はhttp://www.keibunsha-books.com/で。

それから以前インターネット放送局の話を書いた覚えがあるんですが、今のお気に入りはRadio Novaです。
ネットだと同時に曲名やアーチスト名が流れるのが嬉しいです。聞いていて「いいなあ」と思った歌は曲名
とアーチスト名をメモしておきます。知らない名前がほとんどですが、新しい発見があってうれしいです。
先入観にとらわれることなく、ラジオから流れる曲から「いいなあ」と思った曲を発見する。この方法が新
しい音楽との出会い方の原点だと思います。最近この原点を忘れていたので、思い出すことができてよかっ
たです。

最後に。今日2002年サッカーW杯に挑む日本代表が発表されたので書き留めておきましょう(笑)。→こちら


2002.5.6
先日出かけた際の草や花の絵ができあがりました。まずおなじみのタンポポ。私の家の近辺で咲いて
いるのはセイヨウタンポポですね。地べたにはいつくばるようにして葉をひろげ、花を咲かせていま
した。それからシロツメクサ。これも私にとってはなじみ深い花でした。小学生の頃はこの花や葉を
積んで首輪を作ったのを思い出します。そしてカラスノエンドウ。これも野原や空き地でごく普通に
見かける花です。
トップページの絵が少し大きくなりました。これまで90x90pixelsの画像を展示していたのですが、
120x120pixelsの画像を展示していくことにしました。年配のお客様からの「もう少し画像を大きくし
てほしい」とのご要望にこたえてのことです。でもこれ以上は大きくしません。この絵はあくまでも
携帯でも鑑賞できる絵として描いているのですから、コンセプトをご理解ください。なお画面サイズ
を640x480に変えれば、もうデカイデカイ。

なお今までは更新作業は1日がかりで一気にやっていたのですが、さすがにそういうやり方ではしん
どくなってきましたので、今後は少しずつ更新しようと思います。大型の絵もアップしますし、近々
新商品も販売する予定です。頻繁にチェックしてください。よろしく。

話は変わりますが、私はふだんは女性誌をあまり買わない人ですが(仕事のためにたまに買いますが、
たいてい喫茶店においてあるものを読んで済ませます)先日久しぶりに表紙買いしました。ジャケ
買いならぬ表紙買い。「Figaro Japon」という雑誌ですが、なんで表紙買いしたかというと、表紙
のイラストが良かったからです。誰が描いたのかと思ったらルーベン・トレド(Ruben Toledo)。
世界的に活躍しているイラストレーターです。オレンジを基調とした陽気でお洒落なイラストでした。
やっぱりエエ仕事してますな。ちなみに現在発売中最新号ではなくてその前の号(5/5号)なので、見たい
人はバックナンバーを探すなり注文するなりしてください。

2002.4.4
せっかく暖かくなったのに、1日パソコンにへばりついているのも精神衛生上よろしくないので、昼
食後バスに乗ってとある川まで出かけた。仕事いっぱいあるのに。かまうかー!(爆)心身が病んで
いるといい仕事なんかできまへん、と開き直る。
いや実に快晴なり。雲ひとつない快晴なり! 風が強くて少し寒かったけれど、草がびっしり生えて
いる河原をゆっくり踏みしめるように歩いた。そして小さな野の花が咲いている所で足をとめ、しゃ
がみこんでスケッチをした。1つの花のスケッチが終わると、また別の所にしゃがみこんでスケッチ、
を繰り返した。
ずいぶん長い間、こんな視点で野の花を見ていなかった。野の花はただ漫然と歩くだけでは見逃して
しまうほど小さいが、可憐だ。そして久しぶりに、土と草の香りを一杯に吸い込んだ。
スケッチをしている最中に、後ろから犬が何回も寄ってきて背中や肩にぶつかってきたのには参った
けど。

2002.3.8
ささやかなお店を作りました。私が描いたイラストを色々な雑貨にして販売します。でもとりあえず
作ったって感じ。これからが大変だねー。でも雑貨店に販売を委託するのも大変さは一緒だと思いま
す。営業やら返品の回収やら請求やら自分でやるのだし。ネットのお店も顧客管理やら商品発送やら
自分でやるのだし。

ネットだと全国の皆さんが気軽に注文できるからよいかなと。まあ、以前からやっていた雑貨販売を
見直してみただけです。もちろん、今まで通り雑貨店に販売を委託するのもやめません。普通の店で
は売っていない、多数の作家さんの作品が所狭しと置かれている空間は好きですから。本当に個性が
あるお店なら、全国からお客さんが足を運ぶのですから。

何はともあれ、今日も絵を描こう。

2002.2.4
別館展示室に絵を追加しました。私は街並みを描くのが大好きです。特に海外旅行のパンフレットを
ごっそり頂いてきて、その小さな写真を見ながら似ているようでまるで似ていない絵を描くのが
好きです。写真を見ながら、そして絵を描きながら「ああ、日本とは全然違った街並みを歩きたい」
と、いつも思います。

今年1月にマール社から「ホームページ素材&サンプル集」という書籍が発売されました。
この中に私のイラストが多数掲載されています。特にざるそばと盆栽の絵はお薦めです。
たちまち個性的なホームページに早変わりします(笑)。
しっかし、食べ物の絵を描いてくださいとの注文に「ざるそば」を描く私って一体・・・。

2002.1.17
とりあえず移転完了。というか今年はこの調子で放浪生活ですがよろしく。

私のイラストを買ってくれる人、喜んでくれる人がいるということにはいつも感謝しております。そういう人たちの
ために絵を描きたいと、この頃少し思うようになりました。今までは、自己満足だけだったのですが。
その気持ちだけで絵を描き続けて、その気持ちだけで生きていくことができればどんなに素晴らしいことか。
でも実際は、お金が要る、衣食住が要る、画材が要る。
飢えたら自分の描いた絵を食べる、というわけにもいかないのです。残念ながら、この絵のデータは食べられません。
おせんべいにプリントアウトできれば話は別ですが。そのためには、プリンター用のおせんべいを買わなければなりませんね。

というわけで皆様、私にお金をください(笑)
イラスト制作から各種グラフィックデザインのお仕事、随時承っております。
よろしくお願いいたします。